期間が長く金利が高いほど返済総額も増える

住宅ローンの返済額は、金利や返済期間によって大きく変わります。ここでは、借入額1,000万円に対する毎月の返済額をみてみましょう（返済方法は元利均等返済）。
返済期間が10年で金利が0.5％の場合、住宅ローンの返済額は月々85,451円ですが、2.5％では94,269円と8,818円高くなります。
返済期間が35年で金利が0.5％の場合、月々の返済額は25,958円ですが、2.5％では35,749円と9,791円高くなります。
ちなみに、返済総額を計算してみると、返済期間が10年と短く金利も0.5％と低い場合は、借入金1,000万円に対し返済総額が1,025.4万円と25万円程度の増加で済みますが、返済期間が35年・金利2.5％の場合は、1,501.5万円と借入金の約1.5倍を返済することになります。

借入額1,000万円の毎月返済額

返済期間や金利によって変わる借入可能額

元利均等返済で、毎月10万円ずつ返済する場合の借入可能額を、返済期間別、金利別にみたものが下表です。
返済期間30年・金利1.0％の条件で毎月10万円返済する場合、借入可能額は3,109万円となります。

毎月10万円ずつ返済する場合の借入可能額