生活基盤の安定を図る生活設計
家計・資産形成
月々の生活費は平均していくらくらい?
勤労者世帯の全国平均は単身で約18.4万円、2人以上で約32.5万円
地域別にみた単身、2人以上の勤労者世帯の消費支出
2024(令和6)年の総務省「家計調査年報」によると、消費支出の1カ月平均は、単身世帯で約18.40万円、2人以上世帯で約32.50万円となりました。支出の内訳をみると単身世帯は「食料」が4.58万円と最も高く、次いで、「住居」が3.14万円です。2人以上世帯は「食料」が8.80万円と最も高く、次いで、「交通・通信」が5.00万円となっています。
消費支出を地域別にみると、単身世帯で最も高いのは関東の19.79万円、最も低いのは北陸・東海の15.74万円で4.05万円の開きがあります。2人以上世帯で最も高いのは関東の34.99万円、最も低いのは九州・沖縄の27.89万円で、7.10万円の開きがあります。
- は各項目ごとに最も金額の高い地域区分。
<総務省「家計調査年報」/2024年>
単身世帯の年齢階級別では35歳から59歳の約19.0万円が最高
年齢階級別にみた単身の勤労者世帯の消費支出
2024(令和6)年の単身世帯の消費支出を年齢階級別にみると、34歳以下は約18万円、35歳から59歳は約19万円となっています。
「住居」「教養娯楽」などは34歳以下の方が高く、「食料」「交通・通信」などは35歳から59歳の方が高くなっています。
2人以上世帯の年齢階級別では50歳代の約36.0万円が最高
世帯主の年代別にみた2人以上の勤労者世帯の消費支出
2024(令和6)年の2人以上の勤労者世帯の消費支出を世帯主の年代別にみると、年齢が上がるにつれて上昇し、50歳代がピークで約36万円となり、その後減少しています。
年齢階級別の特徴をみると、「食料」が70歳以上で、「住居」は29歳以下で、「教育」は40歳代で他の年齢階級に比べて支出割合が高くなっています。
- は最も金額の高い年齢階級、 は各項目ごとに最も割合の高い年齢階級。
<総務省「家計調査年報」/2024年>