リスクに備えるための生活設計
万一の場合
「万一」の主な原因は?
全体の約3割を占めるのが「悪性新生物(がん)」
万一のこと(死亡)が起こる原因としては、病気によることが多く、厚生労働省の「人口動態統計(確定数)」(2020年)によると、死因のトップは「悪性新生物」で、27.6%を占めています。次に多いのは「心疾患」で15.0%、以下「老衰」9.6%、「脳血管疾患」7.5%、「肺炎」5.7%と続いています。
主な死因別死亡数の割合
<厚生労働省「人口動態統計(確定数)」/(2020年)>
「悪性新生物」で亡くなった人は年間約37万8千人
2020年の死亡者数をみると、約137万人となっています。そのうち「悪性新生物」が原因で亡くなった人は約37.8万人います。これを人口10万人あたりに換算すると約307人になります。 それに続く「心疾患」は約167人、「老衰」は約107人、「脳血管疾患」は約84人となっています。
死因順位別死亡数・死亡率(死亡率は人口10万人あたりの死亡者数)
死因 | 死亡数(人) | 死亡率 | |
---|---|---|---|
全死因 |
1,372,755 |
1,112.5 | |
上位5死因 | 897,849 | 727.6 | |
悪性新生物 | 378,385 | 306.6 | |
心疾患 | 205,596 | 166.6 | |
老衰 | 132,440 | 107.3 | |
脳血管疾患 | 102,978 | 83.5 | |
肺炎 | 78,450 | 63.6 |
<厚生労働省「人口動態統計(確定数)」/(2020年)>