リスクに備えるための生活設計
万一の場合
自分が死亡したときのためにどう備えている?
私的な備えのトップは「生命保険」
自分自身に万一のことがあった場合、残される家族の生活に不安を持っている人は多いようですが、その不安に対して具体的にどう備えているのでしょうか。
公的死亡保障に対する考え方
生命保険文化センターの「生活保障に関する調査」(2025年度)によると、公的な死亡保障制度で大部分を「まかなえるとは思わない」人が66.3%(あまりそうは思わない34.2%、まったくそうは思わない32.1%)を占めています。
公的な死亡保障制度で大部分を「まかなえると思う」人は24.0%(まったくそう思う4.6%、まあそう思う19.4%)となっています。

<生命保険文化センター「生活保障に関する調査」/2025(令和7)年度>
死亡保障に対する私的準備状況
自分が万一死亡した場合のために、私的に経済的な準備をしている人は7割を超えています。具体的な準備手段としては「生命保険」が60.2%と最も多く、「預貯金」(44.1%)、「損害保険」(11.5%)が続いています。
| 準備している | 74.8 | (1)生命保険 | 60.2 |
|---|---|---|---|
| (2)預貯金 | 44.1 | ||
| (3)損害保険 | 11.5 | ||
| (4)有価証券 | 9.3 | ||
| (5)その他 | 0.5 | ||
| 準備していない | 22.4 | (複数回答) | |
| わからない | 2.9 | ||
<生命保険文化センター「生活保障に関する調査」/2025(令和7)年度>
