老後資金の使用開始年齢は平均67.2歳

「老後」とは何歳頃からなのかについては、人によって捉え方が様々です。例えば経済的な側面から、公的年金や企業年金、退職金以外で老後のために準備した資金を生活費として使い始める（始めた）年齢を老後生活の開始時期とする見方もあります。

生命保険文化センターの「生活保障に関する調査」（2025年度）によると、預貯金や個人年金保険、有価証券などの老後資金を使い始める（始めた）年齢は、平均67.2歳となっています。
老後資金を使い始める（始めた）年齢の分布をみると、「65歳」が32.9％と最も多く、次いで「70歳」（24.1%）、「60歳」・「71歳以上」（いずれも10.9％）の順となっています。

＜生命保険文化センター「生活保障に関する調査」／2025（令和7）年度＞