公益財団法人 生命保険文化センター

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リスクに備えるための生活設計
老後

老後の収入源は?

所得の8割以上が公的年金・恩給という世帯が約6割

厚生労働省の「国民生活基礎調査」(2023年)によると、公的年金・恩給を受給している高齢者世帯では、公的年金・恩給の総所得に占める割合が「100%の世帯」が41.7%、「80%から100%未満の世帯」が17.9%となっており、所得の8割以上が公的年金・恩給という世帯が約6割になっています。

年金受給世帯2023

  • 所得は2022(令和4)年の1年間の所得

<厚生労働省「国民生活基礎調査」/2023年>

高齢者世帯の所得の種類別1世帯当たり平均年間所得金額

高齢者世帯の平均総所得は304.9万円ですが、そのうち「公的年金・恩給」が最も高く191.9万円(62.9%)で、次いで「稼働所得」が79.7万円(26.1%)となっています。

 図表_高齢者世帯の所得2022

  • 所得は2022(令和4)年の1年間の所得

<厚生労働省「国民生活基礎調査」/2023年>

高齢者世帯の生活意識

高齢者世帯の生活意識をみると、「大変苦しい」が26.4%、「やや苦しい」が32.6%で「苦しい」と回答した世帯は合計で59.0%、「普通」が36.7%、「ややゆとりがある」と「大変ゆとりがある」は合計で4.3%となっています。

高齢者の生活意識2023

<厚生労働省「国民生活基礎調査」/2023年>