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出産・育児
育児休業をとっている人はどれくらい?
女性の81.6%に対して、男性は12.7%
厚生労働省の調査によると、2020(令和2)年度の育児休業(育休)取得率は男性で大幅な増加が認められますが、女性の81.6%に対して男性は12.7%と依然低くなっています。
なお、2018(平成30)年度の調査では、育児休業を終了し、復職予定だった者のうち実際に復職した者の割合は女性が89.5%、男性が95.0%となっています。
育児休業取得率の推移
注:調査年度の前々年の10月1日以降の1年間に出産した女性または配偶者が出産した男性のうち、調査時点までに育児休業を開始した人(開始予定の申出をしている人を含む)の割合。2011年度は、岩手県、宮城県、福島県を除く全国の結果。
<厚生労働省「2020(令和2)年度雇用均等基本調査」>
育児休業終了後の復職者及び退職者割合
女性 | 男性 | |||||
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育児休業 取得者計(注) | 復職者 | 退職者 | 育児休業 取得者計(注) | 復職者 | 退職者 | |
2018年度 | 100.0 | 89.5 | 10.5 | 100.0 | 95.0 | 5.0 |
2015年度 | 100.0 | 92.8 | 7.2 | 100.0 | 99.9 | 0.1 |
2012年度 | 100.0 | 89.8 | 10.2 | 100.0 | 99.6 | 0.4 |
2010年度 | 100.0 | 92.1 | 7.9 | 100.0 | 99.7 | 0.3 |
2008年度 | 100.0 | 88.7 | 11.3 | 100.0 | 98.7 | 1.3 |
2005年度 | 100.0 | 89.0 | 11.0 | 100.0 | 94.9 | 5.1 |
注:調査年度の前年度1年間に育児休業を終了し、復職予定であった人。
<厚生労働省「2018(平成30)年度雇用均等基本調査」>