公益財団法人 生命保険文化センター

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仕事(就労)

雇用形態別の賃金は?

「正社員・正職員=100」に対し「正社員・正職員以外」は66.9

雇用形態、性、年齢階級別賃金および雇用形態間賃金格差

厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」で雇用形態別に2024(令和6)年の賃金をみると、男女計では「正社員・正職員」348.6千円に対し、「正社員・正職員以外」233.1千円となっています。
男女別にみると、男性では「正社員・正職員」376.9千円に対し、「正社員・正職員以外」259.2千円、女性では「正社員・正職員」294.2千円に対し、「正社員・正職員以外」210.3千円となっています。

雇用形態間の賃金格差は、「正社員・正職員=100」に対して、「正社員・正職員以外」は男女計で66.9、男性で68.8、女性で71.5となっています。
年齢階級別にみると、「正社員・正職員=100」に対して、「正社員・正職員以外」は10歳代で89.0、20歳代前半で83.2、20歳代後半で80.5となっていますが、年齢が上がるにつれ格差が拡大し、50歳代後半では54.2と賃金格差が最も大きくなっています。

図表_雇用形態別賃金2024

  • 賃金は6月分の所定内給与額で、決まって支給する現金給与額(所得税・社会保険料等を控除する前の額)のうち、時間外勤務手当など超過労働給与額を差し引いた額。

<厚生労働省「賃金構造基本統計調査」/2024年>