生活基盤の安定を図る生活設計
家計・資産形成
住む地域などによって家賃はどのくらい違う?
最も高い東京都は平均94,802円、最も低い宮崎県は平均46,290円
民営借家(専用住宅)の1カ月あたりの家賃
借家の家賃は住む地域や築年数・広さ・設備・周辺の環境、交通の便など様々な要因によって異なります。総務省の「住宅・土地統計調査」によると、民営借家※1(専用住宅※2)の1カ月あたりの家賃は全国平均で65,496円となっています。住宅の建て方別にみると、一戸建は平均61,583円、長屋建は平均62,429円、共同住宅(木造)は平均53,152円、共同住宅(非木造)は平均68,999円となっています。
※1 民営借家は、「公営の借家」、「都市再生機構(UR)・公社の借家」または「給与住宅」のいずれにも該当しない賃貸住宅。
※2 専用住宅は、居住の目的だけに建てられた住宅で、テナント(店舗・事務所等)は含まない。
都道府県別にみると、東京都が最も高く平均94,802円となっています。東京23区は平均100,530円で、一戸建は平均135,734円、長屋建は平均110,721円、共同住宅(木造)は平均67,869円、共同住宅(非木造)は平均104,805円となっています。一方、家賃が最も低い都道府県は宮崎県で平均46,290円、次いで青森県が平均46,340円となっています。

- 一戸建 :一つの建物が1住宅であるもの。
- 長屋建 :二つ以上の住宅を1棟に建て連ねたもので、各住宅が壁を共通にし、それぞれ別々に外部への出入口をもっているもの。テラスハウスと呼ばれる住宅もここに含まれる。
- 共同住宅:一棟の中に二つ以上の住宅があり、廊下・階段などを共有しているものや二つ以上の住宅を重ねて建てたもの。1階が店舗で、2階以上に二つ以上の住宅がある建物も含む。
<総務省「住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計(表130-2)」/令和5年>
