生活基盤の安定を図る生活設計
仕事(就労)
産業別の賃金は?
「電気・ガス・熱供給・水道業」「金融業、保険業」の賃金が高い傾向
産業別・年齢階級別にみた賃金(所定内給与)
厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」で平均賃金をみると、男性では「金融業、保険業」が514.2千円と最も高く、次いで「電気・ガス・熱供給・水道業」451.5千円、「学術研究、専門・技術サービス業」435.1千円となっています。女性では「電気・ガス・熱供給・水道業」が348.6千円と最も高く、次いで「情報通信業」333.8千円、「金融業、保険業」323.6千円となっています。
また、産業別の賃金を年齢階級別にみると、男性は、55歳から59歳の年齢階級が平均賃金のピークとなっているものが多くなっています。女性は、産業ごとにピークとなる年齢階級が異なり、40歳から64歳の範囲に平均賃金のピークが分布しています。

- 10人以上の常用労働者がいる民営事業所の数値。常用労働者には、短時間労働者や正社員・正職員以外の者も含まれる。
- 賃金は6月分の所定内給与額で、決まって支給する現金給与額(所得税・社会保険料等を控除する前の額)のうち、時間外勤務手当など超過労働給与額を差し引いた額。
- ■は産業ごとの最も高い年齢階級。
<厚生労働省「賃金構造基本統計調査」/2024年>
