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ESSAY エッセイ

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生命保険を知る、中学生の第一歩

(公財)生命保険文化センター 編集子(K)

当センターでは、「消費者啓発・情報提供活動」「学術振興事業」「調査・研究活動」の3つを柱に公益事業を行っています。今回は、その中の「消費者啓発・情報提供活動」の一環で実施している中学生作文コンクール事業をご紹介します。

中学生作文コンクールについて

本コンクールは1963(昭和38)年に開始し、今年で第64回を迎えました。これまでの応募総数は約120万編に上り、多くの中学生が生命保険について考えるきっかけとなってきました。

作文づくりを支援するサポートツール

中学生にとって「生命保険」は日常生活で触れる機会が少なく、題材として取り組みにくさを感じる場合もあります。そのため当センターでは、以下のサポートツールを無償で提供しています。

中学生作文コンクール サポート動画

作文の書き方や保険の仕組みなどを6本の動画でわかりやすく解説しています(各3分から7分)。興味のある動画を視聴し、作文づくりのヒントとしてご活用いただけます。

63回サムネ①

マンガ「生命保険って何だろう?」

生命保険の役割や仕組みをマンガ形式で解説した教材です。作文の書き方もあわせて紹介しており、紙冊子版と電子版の2種類をご用意しています。

生命保険って何だろう

ワークシート(作文の素材整理用)

動画やマンガで学んだこと、家族や身近な人に聞いた話などを整理し、作文の材料としてまとめられるワークシートです。こちらも紙媒体と電子版の2種類をご用意しています。

会話のきっかけに

作文を書くために、家族や周囲の大人に生命保険に関する話を聞いたことがきっかけで、コミュニケーションが生まれたという声も寄せられています。中学生にとって身近ではないテーマだからこそ、対話を通して理解を深める機会にもなります。実際に中学生が話を聞く中で、「なぜ保険に入っているのか」「どんな思いで将来に備えているのか」といった家族の考えに触れ、自分が大切に思われていることを実感した生徒もいます。また、親や祖父母から生活設計や家族を支える責任について聞くことで、お金のことだけでなく、命の大切さや家族の絆、互いを思いやる心についても考えるきっかけとなり、道徳的な学びにもつながるというご意見もいただいております。

探究的な学びにつながる

作文を書く過程では、「なぜ生命保険が必要なのか」といった問いを自ら立て、情報収集・考察・まとめを行うことで、探究的な学びへとつながります。自分なりの考えを深め、表現する機会としてもご活用いただけます。

最後に

本コンクールは、中学生が生命保険という身近ではないテーマについて、家族や周囲の大人と対話しながら考えを深め、自分の言葉で表現する機会を提供するものです。生命保険の役割や社会のしくみの理解を促すとともに、誰かの経験や思いに耳を傾けることが、世代を超えたコミュニケーションのきっかけにもなっています。

中学生一人ひとりが作文に取り組む過程で生まれる問いや気づきを大切にしながら、主体的な学びを深める本コンクールを温かく見守っていただければ幸いです。中学生の考える力や表現力を育む一助となることを願っています。

プロフィール

編集子(K)

(公財)生命保険文化センター