ワンポイントアドバイス
保険金・給付金の種類は、主に「災害入院給付金」、「疾病入院給付金」、「手術給付金・放射線治療給付金」、「死亡保険金」の4つがあります。
公的医療保険の対象となる手術を保障するタイプ | 公的医療保険の対象となる手術(一部を除く)で、入院を伴う場合は入院給付金日額(入院1日あたりの給付金額)の20倍、入院を伴わない場合は5倍となっています。 手術が給付対象に該当するかは、病院で交付される領収証の手術欄の診療報酬点数の記載有無などで確認できます。 |
---|---|
88種類の所定の手術を対象とするタイプ | 手術の種類に応じて入院給付金日額(入院1日あたりの給付金額)の10倍・20倍・40倍となっていて、手術ごとの給付の倍率は約款に記載されています。 |
上記2つの給付範囲を併用するタイプ | 88種類の所定の手術に該当する場合は、その給付倍率に応じた給付金が受け取れます。該当しない場合は、入院を伴う公的医療保険対象の手術(一部を除く)であれば給付金が受け取れ、給付倍率は5倍となっています。 |
※給付倍率など給付内容が上記と異なるものもありますので、約款などで確認することが大切です。
被保険者が高度障害状態となったとき、一般的に以後の保険料の払込みは免除となり、契約は継続します。
入院給付金の対象となる入院には次のような種類があります。
<日帰り入院型>
入院1日目から入院給付金が受け取れます。
<1泊2日型>
継続して2日以上入院したとき、1日目から入院給付金が受け取れます。
保険期間のタイプには、「年満期(更新)」と「歳満期」、「終身」の3つがあります。
契約当初に定めた年齢までを保険期間とします。
一生涯にわたって保障が続きます。
会社により異なりますが、入院給付金日額・最低3,000円から取り扱う会社が多くなっています。
定期型の場合、保険料払込期間は一般的に保険期間と同一です。
終身型の場合、一定期間または一定年齢まで払い込む「有期払」と、一生涯払い続ける「終身払」があります。商品によっては「終身払」のみを取り扱うものがあります。
ワンポイントアドバイス
一般的に「終身払」は「有期払」に比べて毎回払い込む保険料が安くなります。ただし、保険料の払込が一生涯にわたることを考慮する必要があります。
会社によって異なりますが、「年払」、「半年払」、「月払」があります。加えて「一時払」を取り扱う会社、商品もあります。
また、一定期間分をまとめて払い込む「前納」などの取り扱いがあります。
新たに契約できる年齢の範囲は会社により異なりますが、下は0歳から取り扱っている会社が、上は75~80歳程度まで取り扱っている会社があります。
「無配当」の商品がほとんどですが、「5年ごと利差配当」の商品もあります。
一般的に「無配当」は配当のあるタイプに比べて保険料が割安に設定されています。
一般的に積立配当金はいつでも引き出すことができます。
「解約返戻金の額が通常よりも少ない商品」、「保険料払込期間中に解約返戻金が無い商品」、「解約返戻金が全く無い商品」を取り扱っている会社もあります。
解約返戻金を抑制したり、無くすことで一般的に保険料が割安になっています。
※限定告知型の医療保険を検討する前に、通常の医療保険を契約できるかどうか確認しましょう。
健康増進型保険は、保険契約後の健康状態や、健康増進への取組によって保険料の割引や還付金などがある保険です。次のようなタイプを取り扱う生命保険会社があります。