◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆　2020/7/9 ◆◇◆◇

　（公財）生命保険文化センター「メールマガジン vol.377」

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［Ⅰ］知っ得ミニ情報！

　　　介護保障ガイドより①

～認知症、脳血管疾患について知ろう～

［Ⅱ］その他

　　 メールマガジンについて、ご意見などを募集しています！

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2020年7月3日からの大雨により被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
台風・大雨等の災害で災害救助法が適用された場合、生命保険会社はその地域の
方々の契約について保険料払込猶予（ゆうよ）期間の延長などの特別な取扱いを
行います。これらの取扱いの詳細は、契約先の生命保険会社にお問い合わせくだ
さい。
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［Ⅰ］知っ得ミニ情報！

　　　介護保障ガイドより①

～認知症、脳血管疾患について知ろう～

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介護が必要となった主な原因として最も多いのが、「認知症」と「脳血管疾患」
で、２つをあわせると、およそ35％を占めます（厚生労働省「平成28年国民生活
基礎調査」より）。いずれも長期にわたる治療が必要となることが多く、様々な
負担がかかります。それぞれの症状や治療、予防法などについてみてみましょう。

●認知症は、何らかの後天的な脳の障害のために正常に発達した知能が全般的か
つ持続的に低下し日常生活に支障を生じた状態をいいます。認知症の約７割を占
めるのがアルツハイマー型認知症で、脳内にたまった異常なタンパク質によって
神経細胞が破壊され、脳が萎縮することに起因します。約２割を占めるのが脳血
管性認知症で、脳梗塞等によって脳細胞に十分な血液が送られず、脳細胞が死ん
でしまうことに起因します。その他、レビー小体型認知症や前頭側頭型認知症も
あります。

●認知症の症状は、記憶障害や見当識（日付や時刻、自分のいる場所などの状況
の認識）障害などの中核症状と、抑うつや妄想などの行動・心理症状があります。
行動・心理症状は、中核症状がベースになって起こります。認知症の治療を行う
のは、一般的には神経内科、精神科、老年科、脳神経外科などです。問診や知的
機能検査、脳の断面を調べるCT やMRI、脳の血流を調べるPET やSPECT などの検
査を行い、原因となっている疾患を探ります。

○脳血管疾患（脳卒中）ですが、脳の血管が詰まる脳梗塞と脳の血管が破れる脳
出血、脳の血管の一部分に動脈瘤ができて破裂するくも膜下出血があります。高
血圧が長く続くことによる動脈硬化の進行が、最大の原因です。2017（平成29）
年の患者数は111.5万人に上り、高齢になるほどその数が多くなっています。

○脳梗塞や脳出血になると、脳細胞が壊れ、意識がなくなったり、半身まひや言
語障害、さらには認知機能低下などの症状が現れます。くも膜下出血ではまひは
少なく、激しい頭痛や意識障害が突然起こります。初期に適切な治療を開始すれ
ば、後遺症なく治る場合もあります。また、リハビリテーションで大幅に回復す
る場合も多くなっています。しかし、半身不随や認知症が残ったり、寝たきりに
なったり、命を落とすなど、危険性が高い病気です。
症状が現れたら、すぐに救急車を呼ぶなどして、早急に適切な治療を受ける必要
があります。症状が出てから４時間半以内であれば、血栓を溶かす治療薬を使う
ことができ、脳梗塞が完治する可能性が高くなっています。

○血管疾患（脳卒中）を防ぐには、危険因子である高血圧、糖尿病、脂質異常症、
不整脈などの生活習慣病の治療が重要です。また、喫煙や飲酒を控えたり、規則
正しい生活を送り適度な運動を行うなど生活習慣の改善と、減塩やバランスのと
れた食事が大切です。

当センター発行の小冊子「介護保障ガイド」（2020年6月改訂版）では、公的介
護保険制度と生命保険会社の介護保険の仕組みなどについて、図表やＱ＆Ａなど
を豊富に交えてわかりやすく解説しています。 ぜひご一読ください！

※「介護保障ガイド」１部をお申込みの場合の代金は400円（税・送料込）です。
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［Ⅱ］その他

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