公益財団法人 生命保険文化センター

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リスクに備えるための生活設計
老後

老後に備え、どんな経済的準備をしている?

 私的準備手段のトップは「預貯金」

老後保障に対する私的準備状況

老後の生活資金に備える手段としては、公的保障や企業保障以外に自助努力による準備が重要です。生命保険文化センターの「生活保障に関する調査」(2025年度)によると、老後保障に対する私的準備状況で「準備している」人は70.8%、「準備していない」人は27.1%となっています。

具体的な準備手段としては、「預貯金」が51.9%と最も高く、次いで「個人年金保険・変額個人年金保険や生命保険」が42.7%、「有価証券」が13.7%となっています。前回と比較すると、「有価証券」が3.6ポイント、「個人年金保険・変額個人年金や生命保険」が3.1ポイント、「預貯金」が2.7ポイント増加した結果、「準備している」も4.3ポイント増加しました。

(準備手段は複数回答、単位:%)
 

 

 


(人)

 準備している
準備していない

わからない
  個人年金保険
変額個人年金保険
生命保険
損保の年金型商品 預貯金 有価証券 その他
2025(令和7)年    4,837   70.8 42.7 8.6   51.9 13.7    0.7 27.1 2.1
2022(令和4)年    4,844 66.5 39.6 8.4 49.2 10.1 0.5 31.4 2.1

<生命保険文化センター「生活保障に関する調査」/2025(令和7)年度>