公益財団法人 生命保険文化センター

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仕事(就労)

企業規模別にみた平均的な賃金は?

大企業で最も高く、男性が約40万円、女性が約30万円

企業規模別にみた賃金(所定内給与額)

厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」で、2024(令和6)年の企業規模別賃金をみると、男性は大企業で約40万円、中企業で約36万円、小企業で約32万円となっています。企業規模間の賃金格差は大企業を100とすると、中企業は88.2、小企業は80.4となっています。
年齢階級別の賃金をみると、大企業・中企業・小企業ともに55歳から59歳が最も高くなっています。

図表_企業規模別_賃金_男2024

一方、女性の賃金は大企業で約30万円、中企業で約27万円、小企業で約26万円となっています。企業規模間の賃金格差は大企業を100とすると、中企業は91.5、小企業は86.1となっています。
年齢階級別の賃金をみると、大企業は55歳から59歳が、中企業は50歳から54歳が、小企業は45歳から49歳が最も高くなっています。

 図表_企業規模別賃金_女2024

注: は、企業規模別に最も賃金の高い年代区分。

  • 常用労働者1,000人以上を「大企業」、100人から999人を「中企業」、10人から99人を「小企業」に区分。
  • 賃金は6月分の所定内給与額で、きまって支給する現金給与額(所得税・社会保険料等を控除する前の額)のうち、時間外勤務手当など超過労働給与額を差し引いた額。

<厚生労働省「賃金構造基本統計調査」/2024年>