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年金に関するQ&A

個人年金保険の選び方は?

まずは年金をどのように使いたいかを考えてみましょう

まず考えるべきことは、年金をどのように使いたいかという資金ニーズです。

例えば、老後資金では

  1. 退職から公的年金受給開始までの間の生活費として使いたい。
  2. 60歳代など比較的元気な時期に、趣味などにお金をかけたい。
  3. 公的年金では生活費に足りないため、不足分を補いたい。

などといったことが考えられます。

「1.」や「2.」の場合、一定期間年金を受け取れる「確定年金」、「(保証期間付)有期年金」が適しているでしょう。
「3.」の場合は、「(保証期間付)終身年金」が適しています。

終身年金は老齢基礎年金や老齢厚生年金などの公的年金と同様、死亡するまで受給できる年金ですから、公的年金の不足分を一生涯にわたって準備することができます。また、夫婦の両方が死亡するまで年金を受け取リ続けたい場合は、「夫婦年金」の利用も選択肢に入るでしょう。

個人年金保険の保険料は、契約年齢、年金受取開始年齢、保険料払込期間、受け取る年金額、また、上記のような年金受取期間のタイプによっても違います。最終的には、「保険料負担がどの程度なら個人年金保険の契約を続けていけるか」といった面も加味してタイプを選びたいものです。

個人年金保険は老後資金のほか、教育資金などに活用できる商品もあります。
例えば、0歳からでも加入可能で、年金受取開始年齢は10歳以降などという商品を扱っている生命保険会社もあります。大学資金として18歳から5年間年金を受け取る(5年確定年金)に加入するなどの利用方法が考えられます。