―要約―

金融商品購入時に消費者が抱く不安と情報収集

長井 毅

消費者は、金融商品サービスの購入を検討し始める初期段階では、“最良の金融商品だろうか”、“仕組みや内容通りのことを約束してくれるだろうか”、“最良の金融機関だろうか”、“今のタイミングで購入するのが最良だろうか”という不安を強く抱いている。

これら不安を解消するうえで、第三者機関による情報提供に加え、“テレビ・ラジオの広告”や“広報誌・決算報告書”、“金融機関のホームページ”といった金融機関自身の情報提供手段も有効な手段となっている。

金融商品サービスの一層の多様化により、消費者が購入する際に抱く不安は今以上に高まっていくものと考えられる。金融機関をはじめとする情報提供主体は、消費者が抱く不安の内容を細部にわたり構造的に理解したうえで、不安解消に効果的な情報提供を行うことが求められる。

Copyright (C) 2016 JILI. All rights reserved.