―要約―

中高年独身層の結婚意向が保障行動に与える影響

原田裕介

晩婚化、未婚化の進展や離婚の増加に伴い、中高年の独身者は急速に増加しており、今後も増加していくことが予測される。これら中高年独身層が結婚意向を持っているか否かが保障行動にどのような影響を与えているのだろうか。死亡保障、医療保障のいずれの分野においても、結婚意向の有無は現在加入している保障金額に有意な影響を与えていなかった。しかし、必要と考えている保障金額と現在準備している保障金額の差額についてみると、結婚意向のある層で有意にそのギャップが高くなっている。追加加入意向についてみても、結婚意向のある層で有意に高い。中高年独身層が保険市場の有望なターゲットとなるかどうかは結婚意向の有無が大きなキーとなっている。

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