平成9年4月24日 '97−2号 Press Release  

個人化・多様化が進む日本人の生活価値観〜「1996日本人の生活価値観」調査まとまる〜


3.生活満足度と生活上での諸々の意識
(1) 「生活満足度」と日頃の生活における「不安」
━━生活満足度は低下し、「家族の病気や事故」を筆頭に、生活における不安意識が増大。━━
3-(1)-2  最も不安なのは、「家族の病気や事故」
日頃の生活のなかで起こりうる様々な事柄について、それぞれ不安の程度を尋ねたところ、不安 度(「非常に不安」と「やや不安」の合計)が高いのは、「家族の者が病気や事故にあうこと」 (81.9%)で8割を超えて最も高い。以下、「家族の者の死亡」(76.4%)、「自分の病気や事故」 (75.1%) 、「年をとって身体がきかなくなる」(74.4%)などが続いている。 85年調査と比較 可能な9項目について変化をみると、全ての項目で不安度が大幅に増大しているのがわかる(図表 16)。

図表16 生活不安(時系列変化、変化の幅が大きい順)

項目
85年 96年
交通事故などの事故を起こしたり相手にケガを負わせること 45.1% 69.2% 24.1
家族の者が死亡するようなことが起こること 56.4% 76.4% 20.0
自分の不慮の死により家族の者に負担をかけること 49.1% 66.3% 17.2
自分または家族の者が失業すること 38.5% 55.1% 16.6
老後の生活が経済的に苦しくなること 45.0% 60.9% 15.9
家族の者が病気や事故にあうこと 66.2% 81.9% 15.7
年をとって身体の自由がきかなくなり、病気がちになること 59.9% 74.4% 14.5
親子の断絶が起こったり、家族のまとまりがなくなったり、対立したりすること 25.7% 36.7% 11.0
職場・学校・近所や友達などにおける人間関係がうまくいかなくなること 27.4% 34.4% 7.0


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