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平成16年3月12日 '03−13号 Press Release

「生活設計と金融・保険に関する調査 第6回」まとまる
-調査結果のポイント-


1. 50歳代の特徴

1.1 50歳代の希望の働き方は、フルタイムで長く働き、引退後は働かない

1.1.1 50歳代はフルタイムで長く働き続けたい
   希望としていつまでフルタイムで働き続けたいかについてみると、50歳代で「できるだけ長く続けたい」が46.5%と高く、働き続けたい年齢は平均で63.0歳と高くなっている(図1)。

  図1 いつまで働き続けたいか
図1 いつまで働き続けたいか


1.1.2 50歳代はフルタイム就労引退後には働きたくない
   フルタイム就労引退後には、希望として違った働き方で働きたいかについてみると、「働きたくない」は50歳代で27.7%と高くなっている(図2)。

  図2 フルタイム就労引退後に働きたくないとする割合
図2 フルタイム就労引退後に働きたくないとする割合


1.2 50歳代は、フルタイム就労引退後にも働くと予想している
   フルタイム就労引退後には、予想として違った働き方で働くかについてみると、50歳代では先にみたように「働きたくない」と希望する割合が高くなっている一方で、予想では「働く」が60.0%と高くなっている。50歳代はフルタイム就労引退後も働くと予想している(図3)。

  図3 フルタイム就労引退後の就労予想
図3 フルタイム就労引退後の就労予想


1.3 50歳代は、公的年金の給付額の減少と支給開始の遅れに不安を抱く
   公的年金不安についてみると、50歳代では「公的年金制度の破たん」(57.3%)は低くなっているものの、「公的年金の給付額の減少」(81.5%)、「公的年金の支給開始の遅れ」(62.3%)への不安は高くなっている。公的年金受給に関する不安は老後の働き方にも影響していると推察される(図4)。

  図4 公的年金不安
図4 公的年金不安


1.4 50歳代は、定住志向で老後の住まい方を思い描く
   希望の老後に住みたい地域・街についてみると、50歳代では「現在住んでいる地域・街」が66.5%と高くなっている。また、希望として老後は複数の住まいで暮らしたいかについてみると、「主たる住まいだけで暮らす」が51.2%と高くなっている。50歳代は従来にみられる定住志向で老後の住まい方を思い描いていることがわかる(図5)。

  図5 希望の老後の住まい方
図5 希望の住まい方


1.5 50歳代の老後に新しく始めたい趣味は旅行
  老後に新しく始めたい趣味をみると、50歳代では「旅行」(43.5%)、「カルチャーセンター等」(22.7%)、「庭いじり・園芸・日曜大工」(21.9%)、「陶芸・工芸、絵画・彫刻」(21.2%)が高くなっている(図6)。

  図6 老後に新しく始めたい趣味
図6 老後に新しく始めたい趣味は旅行


1.6 50歳代は、老後は職場ではなく社会活動や地域での人づきあいを拡げたい
   老後に拡げたい人間関係をみると、50歳代では「会社の同僚・部下・上司、仕事関係のつきあい」は6.2%と低く、「ボランティアなどの社会活動を通じてのつきあい」(37.7%)、「自治会、PTA活動などを通じた地域の人とのつきあい」(21.5%)が高くなっている。50歳代は老後は職場ではなく社会活動や地域での人づきあいを拡げたいと思っている(図7)。

  図7 老後に拡げたい人間関係
図7 老後に拡げたい人間関係


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