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平成15年12月11日 '03−12号 Press Release

「生活設計と金融・保険に関する調査 第5回」まとまる
-調査結果のポイント-


1.
独身生活に感じるメリットは3パターン

(1)
独身生活のメリットは「自己実現型」、「自由気まま型」、「経済メリット型」の3パターン
  中高年独身層が、独身生活にどのようなメリットを感じているかについて、以下の3パターンが抽出された。
1. 自己実現型
  「家庭以外に視野が広がる」、「広い友人関係を保ちやすい」、「仕事を続けられる」、「生活が単調にならない」、「現在の家族との関係が保てる」、「異性との交際が自由」など独身でいることによって築くことができる社会関係や人間関係に強くメリットを感じている層であり、全体の37.4%がこの層に属している。
2. 自由気まま型
  「行動が自由」、「時間が拘束されない」、「生き方が自由」など独身でいることによる自由や拘束のなさに強くメリットを感じている層であり、全体の62.8%と過半数がこの層に属している。
3. 経済メリット型
  「家族扶養の責任がなく気楽」、「経済的に裕福」、「住環境の選択幅が大きい」など独身でいることによる経済的なメリットを強く感じている層であり、全体の39.9%がこの層に属している。
  注)複数のパターンに属する人がいるため、合計は100%を超えている。

(2)
女性に多い「自己実現型」、男性に多い「経済メリット型」
  独身生活メリットパターン別に性別をみると、自己実現型は女性が72.6%と多く、経済メリット型は男性が56.3%と多くなっている。
 
図1 独身生活メリットパターン別の性別
図1 独身生活メリットパターン別の性別


2.
自己実現型は生活全般が充実

(1)
自己実現型は楽しみや生きがいが多彩
  自己実現型の楽しみや生きがいについてみると、「文化的活動、観光旅行等」(55.1%)、「スポーツ、レクリエーション活動等」(41.9%)、「芸術鑑賞、収集活動等」(40.9%)、「家族との交流」(39.3%)、「仕事やボランティア活動」(25.4%)などいずれの項目も高くなっており、自己実現型は多彩な楽しみや生きがいを有している。
 
図2 楽しみや生きがい
図2 楽しみや生きがい

(2)
自己実現型は余暇活動が充実
  独身生活メリット別に余暇活動をみると、自己実現型は平日については「自己啓発活動」(25.1%)、 「友人・知人との交流」(39.3%)、「趣味などの活動」(33.7%)で高く、休日についても「自己啓発活動」(32.7%)、「友人・知人との交流」(57.8%)で高くなっている。
 
図3 余暇活動
図3 余暇活動


3.
現在の生活についてはある程度満足

(1)
現在の生活に「満足」は34.0%、「不満」は20.6%
  生活満足度について「満足している計」でみると、経済面(16.9%)、仕事面(24.7%)は低くなっているが、友人・知人との交遊面(55.7%)、家族関係(55.2%)、休暇・余暇活動面(42.7%)などの生活局面での満足度は総じて高く、生活全般については「満足している計」が34.0%と「不満である計」の20.6%を上回っている。
 
図4 生活満足度
図4 生活満足度

(2)
女性で高い生活満足度
  生活満足度について性別にみると、すべての面で女性の方が男性より生活満足度が高くなっており、生活全般の満足度は、男性の26.4%に対し、女性は40.5%と大きく上回っている。
 
図5 生活満足度(性別)
図5 生活満足度(性別)


4.
女性に多い結婚否定派

(1)
「結婚するつもりはない」は女性で49.4%、男性で25.3%
  結婚意向について性別にみると、「結婚するつもりはない」が男性は25.3%と低いのに対し、女性49.4%と約半数に達している。女性は、生活満足度も高く、自己実現型が多いことからみても、独身生活を主体的に選択し、積極的な生活を過ごしている人が多いものと思われる。
 
図6 結婚意向
図6 結婚意向

(2)
「今後子どもをほしいと思わない」は女性で71.3%、男性で41.3%
  今後の子どもの保有意向についてみると、「子どもをほしいと思わない」が男性は41.3%であるのに対し、女性は71.3%と7割以上の女性が子どもをほしがっていない。
 
図7 今後の子どもの保有意向
図7 今後の子どもの保有意向


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