平成13年11月7日 '01-8号 Press Release

平成13年度「生活保障に関する調査」まとまる


 (財)生命保険文化センター(会長:宮澤健一)では、平成13年度「生活保障に関する調査」をまとめました。この調査は、人々の生活保障意識や生命保険の加入状況をはじめとした生活保障の準備状況を時系列で把握することを目的に昭和62年より実施しています。
 今回調査はその9回目にあたるもので、公的保障制度の改正に伴い回答の選択肢を追加するなど、内容をより充実させております。
 主な調査結果は以下のとおりです。

 
1. 生活保障における不安意識は引き続き高い水準
  「不安感あり」は医療保障が87.8%、介護保障が87.1%、老後保障が80.9%、死亡保障が71.0%といずれも高水準

2. 公的保障のみには頼れないという意識は依然高く、自助努力を重視する志向が見られる
  必要な費用は公的保障だけで「まかなえるとは思わない」とした人の割合は、公的介護保険が79.1%と最も高く、次いで公的年金(75.8%)、公的死亡保障(68.4%)、公的医療保険(58.8%)の順
  私的な生活保障の準備について、現在の生活を切りつめてでも自ら準備すべきであるとの考え方が約6割

3. 私的な準備は進んでおらず、生活保障に対する充足感も低水準
  生活保障のための私的な経済的準備をしている割合は減少傾向
  私的準備に公的保障や企業保障を含めた現在の生活保障に対する充足感は、いずれの保障局面においても6〜7割が「充足感なし」と認識

4. ゆとりある老後生活費は月額37.3万円
  老後を夫婦2人で暮らしていく上で、必要と考える最低日常生活費は月額23.5万円、ゆとりある老後生活費は月額37.3万円

5. 4人に1人が介護経験あり
  介護経験のある人の割合は、25.0%と4人に1人の割合となっている。介護期間は平均38.1ヵ月(3年2ヵ月)で、4年以上が約3割

6. 施設介護などの外部サービスの利用意向が高まる
  将来自分自身が要介護状態になった場合に、介護してもらいたいと考えている場所は、「施設」が47.4%、「在宅」が43.9%
  在宅での介護を志向する人も、なんらかの形で「外部サービスを利用」とした割合は75.1%

7. 入院1日あたりの自己負担費用は12,900円
  過去1年間に「入院経験あり」とした人の通算入院日数は平均27.3日、自己負担費用の平均は24.7万円となっており、1日あたりの自己負担費用は12,900円

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−調査要領−
 
  1)調査地域 全国(400地点)
  2)調査対象 18歳〜69歳の男女個人
  3)サンプル数 6,000(有効回収数:4,197、有効回収率:70.0%)
  4)抽出方法 層化2段無作為抽出
  5)調査方法 面接聴取法(ただし生命保険・個人年金保険加入状況部分は一部留置聴取法を併用)
  6)調査時期 平成13年5月18日〜6月17日