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平成13年4月19日 '01-1号 Press Release

「ワークスタイルの多様化と生活設計に関する調査」まとまる
-調査結果の概要(プレスリリース資料)-


2.ワークスタイルが多様化している現状は

(1)多様化が進む勤務形態

 出勤日や労働時間の現状をみると、土日が正規の出勤日、労働時間帯が主として深夜や早朝等の変則労働時間、また交代勤務など、多様な勤務形態が現れ始めている(図表4)。
 また、休暇の取得状況をみると、有給休暇の取得が困難な就労者が2割近くいる一方で、フリーター、派遣のように週当たり休暇日数が約3日もある層がみられるなど、勤務日数、休暇日数の面でも多様になりつつある。


図表4 勤務状況
             



(2)2人に1人は転職する時代
 転職、転業・独立の経験は50.5%と、2人に1人が転職独立経験を持つ時代を迎えている。転職経験は、SOHOやパートタイマー、フリーターなど非正規雇用で高くなっているが、正規雇用でも4割を超えている。また、キャリアサーファーのように転職を繰り返しながらキャリアアップを目指す者も増えてきており、就労者の多くが就職後定年まで1つの会社で働いていた時代は終わりを迎えている(図表5)。

図表5 転職・独立経験

(3)活発化する自己啓発(エンプロイアビリティー意識の高まり)
 自己啓発をした経験がある割合は約4割に達している(図表6)。
 自己啓発を行う動機をみると、正規雇用では、転職、独立時にも通用するような能力を身につけることに注力しつつ、勤め先での継続雇用を可能にする能力を向上しようとしており、雇用されうる能力(エンプロイアビリティー)を高めようとする動きがみられる。
 一方非正規雇用では、今の仕事のためではなく、むしろ転職・独立に対して有効な能力を身につけるために自己啓発に取り組んでいる。
 いずれにしても、これまでセパレートされていた高校・大学卒業までの学業期間と就職後の就労期間が、就労と自己啓発という形でコンカレントな関係になりつつあり、働きながら学ぶというワークスタイルが一般化しつつある。
図表6 自己啓発経験の有無


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