nw

平成14年3月20日 '01-12号 Press Release

「第5回・生活者の価値観に関する調査」まとまる
― 一段と強まった個人化と多様化 ―


5.価値観別にみた生活意識の特徴

各価値観と生活意識とのかかわりをまとめると次の通りである(図表2)。
1. 「集団志向」、「自立志向」、「自適志向」は、社会について日頃感じている項目が多く、特に「自立志向」で最も多い。
2. 生活不安は、「集団志向」で特に多く、自分の将来だけでなく家族の将来に関わる項目への不安割合も高くなっている。
3. 現在の生活に対する満足度をみると、「集団志向」で「満足」が最も高く、「快楽志向」で最も低くなっている。
  4. 将来社会観をみると、「集団志向」、「自立志向」は10年後の社会に対し楽観視している。これに対し「快楽志向」ではより良い社会を築こうとする意識や、将来に対する期待が低くなっている。

図表2 価値観別にみた生活意識の特徴

集団志向 自立志向 快楽志向 自適志向 安直志向
社会について
日頃感じていること
・風俗の乱れ
・倫理観の欠如
・犯罪の増加

・自然環境の破壊
・国際貢献の低さ
・正しいことが
 通らない
・個人の自由や
 権利が尊重され
 ない
・企業利益が優先
 されすぎ

・老人、身体障害
 者等社会的弱者
 に冷たい
・風俗の乱れ
・貧富の差拡大
・努力が報われない
・犯罪の増加
参加している
社会活動
・地域活動
・ボランティア
 活動
・文化・スポーツ
 活動
・学習活動
将来
社会観
10年後の
社会
今より良くなっている 今より良くなっている 今より悪くなっている
10年後の
福祉水準
高福祉水準になっている 高福祉水準になっている 低福祉水準になっている
生活満足度
・満足64.7%
・不満16.6%
(満足最大)
・満足62.2%
・不満17.9%
・満足55.4%
・不満18.5%
(満足最小)
・満足63.3%
・不満21.2%
(不満最大)
・満足63.5%
・不満15.6%
(不満最小)
生活不安

・自分の死
・配偶者の介護
・家族の死
・家族の病気、事故
・年をとり衰弱
・老後の生活
・自分の介護

・親の介護
・住宅ローンの返済
・人間関係の悪化 ・自分の介護
・年をとり衰弱
・配偶者の介護



12号トップへ戻る次へ