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平成10年5月27日 '98−3号 Press Release

「世帯における金融資産保有の特徴」報告書まとまる

〜2,000万円を境に大きく変わる金融資産選択の考え方〜


(2) 金融資産別にみた特徴
〜保有金融資産額2,000万円を境に、 多様な商品の組み合わせによる金融資産を形成〜

保有金融資産を 「預・貯金」、 「積立型保険」、 「有価証券」、 「信託」 に分類し、 それぞれの保有額の構成比について金融資産額別にみると、 金融資産額2,000万円未満の層では、 「預・貯金」 と 「積立型保険」 を合わせると9割以上を占めており、 「有価証券」 と 「信託」 を合わせても、 1割未満となっている。

 一方、 金融資産額2,000万円以上の層では、 「有価証券」 と 「信託」 を合わせた構成比が1割を超えている。


 ★ 図表4 金融資産の構成★

〜保有金融資産額2,000万円を境に、 多様な理由にもとづいて金融資産を選択〜

 保有金融資産の構成比理由として重視したものを尋ねたところ、 金融資産額500万円未満の層では、 「出し入れがしやすい」、 「保障がある」、 「手続きが簡単」 の3項目が3割以上と高くなっている。

 金融資産額500〜2,000万円未満の層では、 上記3項目に加え、 「元金の保証」 も3割以上と高くなっている。

 金融資産額2,000万円以上の層では、 上記4項目に加え、 「解約がしやすい」、 「利回りの高さ」 も3割以上と高くなっている。 また、 「利回りの保証」、 「キャピタルゲイン」 も2,000万円未満の層に比べ相対的に高くなっている。


★図表5 金融資産の構成比理由★  

(複数回答、単位:%)

全体
300万円未満
300〜500万円未満
300〜1,000万円未満
1,000〜2,000万円未満
2,0003,000万円未満
3,000万円以上

N
出し入れがしやすい 保障がある 元金の保証 手続きが簡単 解約がしやすい 利回りの高さ 利回りの保証 キャピタルゲイン 不明

1,786

55.9

50.8

36.6

34.0

26.3

22.1

10.2

4.3

0.6

323 56.7 43.3 18.9 34.1 22.0 10.2 3.7 0.6 0.3
226 55.8 49.1 26.5 34.1 22.1 15.9 8.0 1.8 0.4
457 56.2 *55.8 37.4 32.2 29.1 20.6 9.0 3.5 0.7
433 57.0 53.3 *43.2 37.4 25.4 27.0 12.7 4.2 0.5
171 52.6 52.6 *44.4 32.7 *31.6 *32.7 *16.4 *10.5 0.6
156 55.1 48.1 *57.7 33.3 30.8 *35.9 *16.7 *11.5 -

(注)*印は全体より5ポイント以上高い項目
は3割以上の項目