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介護や支援が必要な人はどれくらい?
要介護(要支援)認定者数は約632万人
介護や支援を必要としている人はどのくらいいるのでしょうか。厚生労働省によると、2016年度の要介護(要支援)認定者数は632万人となり、前年度に比べ約1.9%の増加となっています。公的介護保険制度がスタートした2000年度と比べると、認定者数は約2.5倍に増えています。
認定者を年齢別にみると、40〜64歳の第2号被保険者が約13.3万人、65歳以上の第1号被保険者のうち65〜74歳の人が約74.5万人、75歳以上の人が約544.1万人となっており、75歳以上の人が約86%を占めています。
要介護度別認定者数の推移
- 注:
- 1. 各年度末の認定者数。
- 2. 2006年度から要介護認定の区分が変わりました。要支援が要支援1・2となり、要介護1相当の人が要介護1と要支援2に振り分けられました。この改正前に要支援の認定を受け、改正後も認定の有効期間内にある場合は「経過的要介護」とされていました。
<厚生労働省「介護保険事業状況報告(年報)」/2016年度>