「生涯未婚率」というのは何のこと?
50歳の人で結婚経験があるかどうかの指標
生涯未婚率というのは、「45〜49歳」と「50〜54歳」未婚率の平均値から、「50歳時」の未婚率(結婚したことがない人の割合)を算出したものです。生涯を通して未婚である人の割合を示すものではありません。ただし50歳で未婚の人は、将来的にも結婚する予定がないと考えることもできることから、生涯独身でいる人がどのくらいいるかを示す統計指標として使われます。
15%を超えた男性の生涯未婚率
国立社会保障・人口問題研究所の「人口統計資料集(2011年)」によると、2005年の生涯未婚率は男性が15.96%、女性は7.25%でした。特に男性は2000年と2005年の調査を比べると、約7ポイントも上昇しています。また今後は、晩婚化(結婚の遅れ)や非婚化(生涯結婚しない人)の増加により、この数値がさらに高くなることが予想されます。これは現在日本が抱えている少子化問題の直接的な原因にもなっています。
性別生涯未婚率
| 年次 | 男 | 女 |
|---|---|---|
| 1965年 | 1.50% | 2.53% |
| 1970年 | 1.70% | 3.34% |
| 1975年 | 2.12% | 4.32% |
| 1980年 | 2.60% | 4.45% |
| 1985年 | 3.89% | 4.32% |
| 1990年 | 5.57% | 4.33% |
| 1995年 | 8.99% | 5.10% |
| 2000年 | 12.57% | 5.82% |
| 2005年 | 15.96% | 7.25% |
<国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集(2011)」>
未婚化・晩婚化が進むニッポン社会
年齢階級別の未婚率の推移をみても、ほとんどの層で未婚率が上昇し、日本人の未婚化・晩婚化が進んでいることがわかります。
高まる未婚率

(備考)
1.総務省「国勢調査」により作成。
2.男女・年齢層(5歳階級)別にみた配偶関係別割合(未婚)の推移。
3.割合の分母になる年齢別人口には配偶関係不詳の人を含む。
<内閣府「平成23年版 子ども・子育て白書」>
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